「ご先祖さまは何人?」は、あなたの家系図を1代ずつさかのぼりながら、ご先祖さまの人数がどれだけ増えていくかを体験するページです。生まれ年と「1世代の年数」(親が子をもつ平均の年齢。25年・28年・30年から選べます)を選んで「家系図をさかのぼる」を押すと、1代前の両親2人、2代前の祖父母4人、3代前の8人…と人数が2倍ずつ増えていきます。画面には、その世代が生まれたおよその年と時代、その頃の日本の人口、その頃に起きた出来事が表示され、ご先祖さまの人数が日本の人口に近づいていく様子がバーで示されます。
結果画面では、関ヶ原の戦い(1600年)のころのご先祖さまの人数と、それが当時の日本人の何人に1人にあたるか、そして何代前で理論上のご先祖さまが日本の人口を超えるかが表示されます。シェアするときは代数と年だけが共有され、友達と「何代前で人口を超えたか」をくらべられます。毎日0時(日本時間)に更新される「今日のご先祖クイズ」は全員が同じ1問に挑戦するデイリー企画で、連続日数や通算正解数、称号、さかのぼった時代を集める「時代図鑑」が記録されます。
人には必ず両親が2人いるので、n代前のご先祖さまは「2のn乗」人になります。10代前で1,024人、20代前で104万8,576人、23代前で約839万人、30代前では約10億7千万人です。ところが鎌倉時代の日本の人口は約500万人、室町時代でも約1,000万人と推計されています。理論上のご先祖さまの人数が、その時代の日本の人口を超えてしまうのです。
これは計算の間違いではありません。昔にさかのぼるほど、同じ人が家系図のあちこちに何度も現れるからです(祖先の重複、英語でペディグリー・コラプスと呼ばれます)。たとえば、いとこ同士の結婚があれば、そこから上のご先祖さまは2本の線でつながります。長い年月の間に、このような重なりが無数に起こります。つまり「2のn乗」は重複を数えた理論値で、実際の「別々のご先祖さま」の人数はずっと少なくなります。それでも、何百年も前の日本に住んでいた人の多くと、どこかの線でつながっている可能性が高いということを、この数字は教えてくれます。また、海外から日本に来た人や、日本から海外へ渡った人もいるので、ご先祖さまがすべて日本の中にいたとは限りません。
昔の日本の人口は、戸籍や宗門改帳、幕府の人口調査などから、歴史人口学の研究者が推計したものです。研究者によって数字が大きく異なり、たとえば1600年の人口には1,200万人説・1,500万〜1,600万人説・1,800万人説などがあります。このページでは下の値を使い、その間の年は等比(同じ割合で増減する)で補っています。
| 年 | 人口の目安 | 出典 |
|---|---|---|
| 8世紀前半 | 約450万人 | 今津勝紀(2022) |
| 9世紀前半 | 500万〜550万人 | 同上 |
| 1280年・1450年 | 約500万人・約1,000万人(Farris 2009) | 鬼頭宏(2013)での紹介 |
| 1600年 | 1,200万〜1,800万人(諸説。ここでは1,500万人) | 同上 |
| 1721年・1846年 | 幕府調査 2,607万人・2,691万人(ここでは2割上乗せ) | 同上 |
| 1872〜1920年 | 3,480万6千人(1872年)など | 人口統計資料集2025 表1-2 |
| 1920年以降 | 国勢調査(2025年 1億2,297万2,528人) | 人口統計資料集2025 表1-1 |
このページは、家柄や出自を調べたり、血筋の良し悪しを評価したりするものではありません。表示される人数はすべて理論値と推計で、実際のあなたの家系とは関係がありません。実際の家系を調べたいときは、本籍地の市区町村で戸籍を請求するのが基本です。各時代の出来事は、教科書などで広く知られている年を目安として載せています。
生まれ年はこのブラウザの中だけで計算し、サーバーには送りません。次回の入力を楽にするため、最後に選んだ生まれ年と1世代の年数をこの端末の中にだけ保存します。みんなとの比較のために送信するのは「日本の人口を超えた世紀(3区分)」とクイズの正誤、重複防止用のランダムな匿名IDだけです。