「その日、大地震が来た」は、大きな地震が起きてからの72時間を、選択と備えで乗り切るシミュレーションゲームです。最初に、あなたの住まい(戸建て・6階以上のマンション・5階以下の集合住宅)、家族の人数や小さな子ども・高齢の家族・ペットの有無、そして飲み水・食料・簡易トイレの備蓄量と、懐中電灯・モバイルバッテリー・ラジオ・カセットコンロ・家具の固定などの備えをチェックします。入力した内容はこの端末の中だけで使い、サーバーには送りません。
ゲームは「発災直後」「1時間後」「6時間後」「24時間後(1日目の夜)」「72時間後(3日目)」と進みます。それぞれの場面で、情報の確かめ方、在宅避難か避難所か、水の使い方、流せないトイレへの対応、停電した夜の過ごし方、近所の人とのかかわり方、家族への安否の伝え方などを2〜3択で選びます。正解を当てるクイズではありません。どの選択にも良い面と負担があり、選択と備蓄の組み合わせで「水・食料・体力・安心・情報」の5つのメーターが増減します。
72時間が終わると、「72時間を生き延びた。足りなかったのは簡易トイレ」のように、いちばん困った原因になった備えを1行で示し、備えの点数と最後のメーターから「備え度ランク(S〜D)」を出します。最後に「今日できる備え3つ」をチェックリストで表示し、首相官邸・内閣府・気象庁・東京都などの公的な情報へのリンクを案内します。
毎日0時(日本時間)に「今日の想定」が変わります。季節(春・夏・秋・冬)、時間帯(早朝・昼・夕方・深夜)、いる場所(自宅・通勤中・職場・外出先)の組み合わせで、全員が同じ条件に挑戦します。冬の深夜なら明かりと寒さ、夏なら水と暑さ、外出先なら帰宅するかどうかが分かれ目になります。
メーターの増減は、公的機関の呼びかけをもとにゲーム用に置いた仮定です。たとえば、飲み水は「1人1日3リットル」を目安に、備蓄が何日分あるかでその後の場面の厳しさが変わります(夏は暑さで多く必要になると仮定しています)。簡易トイレは「1人1日5回」が使用回数の目安とされ、備えがないと6時間後から安心と体力が大きく下がります。停電した夜は明かりの有無、情報はラジオとスマホの充電の有無で変わります。外出先で被災した場合、大きな地震のあとはむやみに移動を始めないよう呼びかけられていることも反映しています。
政府の地震調査研究推進本部は、南海トラフで起きる地震の今後30年以内の発生確率を「60〜90%程度以上」(別の計算方法では「20〜50%」)としています。一方、内閣府の2025年の世論調査(速報値)では、3日分以上の備蓄をしている人は飲料水で69.8%、食料品で59.7%、携帯トイレ・簡易トイレでは27.5%にとどまりました。このゲームでも、いちばん多く「足りなかった備え」に出やすいのはトイレです。
このゲームは防災の正解を示すものではありません。お住まいの自治体の情報を確認してください。実際の被害や必要な行動は、地域・建物・家族の状況・災害の種類によって大きく異なります。津波や土砂災害のおそれがある場所では、すぐに高い所や安全な場所へ避難することが最優先です。ゲーム中のメーターの増減は娯楽のための仮定で、特定の行動や商品を勧めるものではありません。
実在の被災地や震災の被害者を題材にしたものではなく、被害の生々しい描写もしていません。集計のために送信するのは「備え度ランク」と「足りなかった備えの種類」と、重複防止用のランダムな匿名IDだけです。住まい・家族・備蓄の入力内容は送信しません。