一夜漬けシミュレーターの遊び方
明日の朝9時はテスト。なのに、まだほとんど覚えていない――。そんなテスト前夜を、1時間ずつ過ごしていくゲームです。夜22時から朝6時までの9回、「勉強する」「寝る」「スマホで休憩」のどれかを選びます。7時に起きて、9時にテストを受けると点数が出ます。所要時間は2分ほどです。
画面には「暗記量」「眠気」「やる気」の3つのゲージがあります。勉強すると暗記量が増えますが、眠気がたまり、やる気も少しずつ下がります。眠気が強いほど、同じ1時間でも覚えられる量が減ります。寝ると眠気が下がり、それまでに覚えた内容の一部が「定着」します。スマホで休憩するとやる気は戻りますが、その1時間は勉強も睡眠もできず、直後に寝ると寝付きが悪くなります。夜の途中には「友達から出題範囲のまとめが届いた」「猫が机に乗ってきた」などの出来事が4回起こり、ゲージや勉強の効率が変わります。
点数の決まり方
朝のテストの点数は、普段の勉強で取れる30点に、前夜に覚えて朝まで残った分を足して決まります。眠っている間に定着した分はそのまま残りますが、定着しなかった分は4割ほど抜けてしまいます。さらに、朝7時の眠気が強いと、覚えたことを思い出しにくくなって点数が下がります。つまり「ずっと勉強」は暗記量こそ多いものの、定着も朝の頭のさえも足りず、思ったほど点が伸びません。このゲームの中では、しっかり勉強してからまとめて眠る過ごし方が、多くの夜で高い点になります。
タイプと図鑑、デイリー
過ごし方と点数によって「徹夜特攻型」「短期決戦型」「バランス型」「睡眠ファースト型」「爆睡型」「スマホ沼型」「迷走型」、そして80点以上の「記憶の職人」の8タイプに分かれ、出会ったタイプは図鑑に残ります。日本時間の0時に「今夜の出来事」が切り替わり、その日は全員が同じ出来事の夜に挑みます。1回目の結果が今日の記録になり、毎日続けると連続日数が増えます。結果画面では、睡眠時間ごとのみんなの平均点を棒グラフで見られます(集計に送るのは睡眠時間の区分と点数だけです)。
現実の一夜漬けについて
All Aboutが2022年に全国の10〜60代500人に行った調査では、高校時代のテスト勉強で一夜漬けを経験した人は52%でした。一方で、学習したあとの睡眠が記憶の定着に関わることは、理化学研究所などの研究や一般向けの解説で紹介されています(理研の2016年の発表はマウスを使った研究です)。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」は、睡眠に関する推奨事項をまとめています。このゲームの数値はこうした考え方をわかりやすく誇張した簡易モデルで、実験の値ではありません。
データと出典
- All About ニュース「テスト勉強の『一夜漬け』の成功&失敗エピソード【500人調査】」(一夜漬け経験者52%)
- 厚生労働省「睡眠対策」(健康づくりのための睡眠ガイド2023)
- 理化学研究所 プレスリリース(2016年5月27日)(睡眠と記憶の定着に関するマウスの研究)
注意
娯楽を目的としたゲームです。点数は簡易なモデルによるもので、実際の学習効果や成績を予測・保証するものではありません。医学的な助言ではありません。睡眠や体調について気になることがあるときは、公的機関の情報や医療機関にご相談ください。徹夜をすすめるものではありません。
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