人間かAIかの遊び方
画面に短い文章が1つずつ表示されます。読んだら「人間が書いた」か「AIが書いた」かを選んでください。答えるとすぐに答え合わせが表示され、人間の文章なら作品名・著者名・発表年と青空文庫へのリンク、AIの文章なら「どの作家の雰囲気に寄せて書いたか」と、見分けるときのヒントが出ます。全部で10問、所要時間は3分ほどです。
結果画面では正解数と称号、そして「AIを見抜ける人 上位◯%」が表示されます。この順位は、このゲームで遊んだ人の正解数の分布(匿名の集計)と比べて計算しています。公開直後で参加者がまだ少ない間は、1問あたりの正答率を60%と仮定した目安の分布を使い、その旨を画面に表示します。問題ごとの「みんなの正答率」も集計しているので、どの文章が多くの人をだましたのかがわかります。
今日の10問(デイリー)
「今日の10問」は日本時間の0時に切り替わり、その日は全員が同じ10問に挑戦します。人間の文章とAIの文章の数は日によって4〜6問ずつ変わるので、「半分ずつのはず」という読みは使えません。結果のシェアには正誤を色のマスだけで表すので、まだ遊んでいない友達にネタバレせずに送れます。続けて遊ぶと連続参加日数が記録され、出会った文豪の図鑑や称号が集まります。2回目以降は練習モード(ランダムな10問)で何度でも遊べます。
なぜこのゲームを作ったか
海外では、チャットの相手が人間かAIかを当てるオンライン実験「Human or Not?」に、世界中から200万人を超える人が参加しました。その分析では、相手を正しく見抜けた割合は全体で約68%、相手がAIだった場合は約60%だったと報告されています。会話ではなく「文章」になると、見抜くのはさらに難しくなるかもしれません。このゲームでは、日本語の名文という身近な題材で、その難しさを体験できるようにしました。
AIの文章を見分けるコツ(傾向であって決め手ではありません)
AIの文章には、最後の一文で気持ちや教訓をきれいにまとめる、無難で整った比喩を使う、どこかで読んだような「それらしい言葉」を平均的に集める、といった傾向が見られることがあります。反対に人間の文豪の文章には、果物の品種名や物売りの呼び声のように、妙に具体的で脈絡のない細部が出てくることがよくあります。ただし名文ほど簡潔で整っていることも多く、AIも細部を真似できるため、これらは確実な見分け方ではありません。結果は娯楽として楽しんでください。
データと出典
- 人間の文章:青空文庫で公開されている作品(夏目漱石・芥川龍之介・宮沢賢治・太宰治・森鴎外・中島敦・梶井基次郎・新美南吉・寺田寅彦・堀辰雄・国木田独歩・正岡子規・林芙美子・岡本かの子)から、2〜4文の短い一節を引用しています。いずれも著者の没後70年以上が経過し、著作権の保護期間が満了した作品です。ふりがなは省略しています。
- AIの文章:AI(Claude)が、このゲームのために作家の雰囲気に寄せて新しく書いた文章です。実在の作品からの引用ではありません。
- 参考:AI21 Labs「Human or Not?」の結果報告、Jannai ほか (2023) "Human or Not? A Gamified Approach to the Turing Test"
注意
娯楽を目的としたゲームです。「上位◯%」はこのゲームの参加者の集計(または目安の分布)による参考値で、文章を読む力を評価するものではありません。サーバーに送るのは各問の正誤と正解数だけで、個人を特定する情報は送りません。取り扱いはプライバシーポリシーをご覧ください。